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ユーロとドルの金融政策は市場の思惑どおりとなるのか、それを占う注目材料が今週目白押し
現在、ユーロドルの材料を占有しているのが、ユーロとドルの金融政策の
違いです。
先々週はドラギ総裁が12月の理事会での追加緩和を示唆し、一方でFEDが先週
12月でのFOMCでの利上げの可能性を示唆しました。
この真逆の金融政策にともなう金利差がユーロドルの下降トレンドを形成しています。
ただこれをうのみにしていいのか。それを確認すべき重要な経済指標が今週目白押しです。
その内容は以下のとおりです。
11月2日(月):新車販売台数、中財新製造業PMI、米ISM製造業景気指数など
11月3日(火):米製造業受注、米自動車販売、ドラギECB総裁が講演など
11月4日(水):郵政グループ3社上場、中財新総合PMI、米ADP全米雇用報告など
11月5日(木):独製造業受注、米新規失業保険申請件数、トヨタ決算など
11月6日(金):日銀総裁講演、独鉱工業生産、米雇用統計など
11月7日(土):中外貨準備高、など 11月8日(日):中貿易収支
なんといっても重要なのは、週末の米雇用統計です。FOMCステイトメンツで、改めて
経済指標重視を打ち出してので、雇用統計が改めて注目されます。
そしてドラギ総裁の講演、ドイツの製造業受注、鉱工業生産も注目されます。
すでに占有している市場の思惑が外れると、ユーロドルは再びここ数か月のレンジの
中心に戻る展開も予想されます。
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