メルケル首相ユーロ共同債に譲歩なし
EU首脳会談にむけての下準備はなされているようですが、
ドイツのスタンスは変わらないようですね。
EUの成長戦略には賛同するけれど、肝心の財政統合、共同債に関して
のハードルはかなり高いとの印象を受けます。
ECBによる銀行向けオペ担保条件緩和は実施され、一時的時間稼ぎで
昨晩のユーロは少し持ち直して引けていますが、焦点となるのは
今月末のEU首脳会議でのドイツの譲歩がどこまで出せるかにかかって
います。
EFSFあるいはESMがスペイン、イタリアの資金調達を安定化させるため
方策を出せるか、あるいはドイツがかたくな拒否している結果、ユーロの
崩壊となるか、答えは二つに一つです。
どちらを選択するにしても、ドイツにとってはもどちらも究極の選択と
なりそうです。
チャート上では、昨晩ユーロは戻して引けたことによって、週足のローソク足
は陽線引け、悪くない形となっています。
月末にむけてとにかく政治相場、レンジ相場を想定したトレードが
よさそうです。
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