メルケル首相のロシアに対するスタンス変わった?
昨日、メルケル首相はロシアに対する
制裁を強化すべきだと発言しました。
ドイツは、ロシアとの経済的つながり
が強いことから、今までは、対ロシアに
対して何か奥歯になにかが挟まったような
煮え切らないような発言のイメージでした
が、昨日の発言は明確にロシアへの怒り
を表現したように聞こえます。
具体的には、ドイツ企業にとって追加制裁
がなにを意味することになるのか議論して
きた。しかし、欧州が何事もなく国境が
書き換えられ、軍隊で他国を攻撃すること
が容認されればどうなるかについて発言
しなければならない。
後者のリスクが企業が被る不利益よりも
はるかに大きいと発言しています。
ドイツの対ロシアへの輸出は昨年
.3%を占めており、ガス需要には
約3分の1を輸入しています。
これらの背景から二の足を踏んでいた
ドイツですが、このままロシアの侵攻
が続くと、ドイツにしても堪忍袋のおが
切れる可能性が出てきました。