メイ首相のEU離脱交渉で強硬路線?ポンド安が顕著になってきた
ポンド安が顕著になってきました。
ポンドは対ドルであのbrexit直後の安値を更新し、同時
ユーロポンドでもユーロは高値を超えてきました。
チャート上でも国民投票後築いてきた、レンジフォーメーション
をポンド安に抜けたため、これからポンド安に拍車が
かかりそうなチャートを示唆しています。
メイ首相のEU離脱交渉が強硬路線?
EU残留派だったメイ首相が、EU離脱交渉直面して
意外とハードランディング的な離脱後の青写真を描いて
いるのではないかと懸念がでてきました。
メイ首相は、EU離脱交渉で、イギリスの金融業界も
特別扱いしないと言及しました。
ロンドンといえば、シティー、金融の街ですが、イギリスの
GDPの12%を占め、110万人の雇用を抱えるイギリスにとって
EU離脱の不安がここにきてでてきた感じです。
ポンドにとって爆弾材料
イギリスがハードな離脱を選択するとの懸念が
強まりつつあるなか、ポンドもいよいよ正念場を
むかえそうです。
メイ政権は、移民や立法、予算に関する権限拡大と
引き換えにEU単一市場のメンバーシップを返上する
用意があるとの観測が強まっています。