ミッチマコーネル共和党上院総務が窮地に立たされたオバマケア代替案採決延期
29日までに採決をすると主張していた、マコーネル上院総務
がオバマケア代替案の採決の先送りに追い込まれました。
これで、独立記念日に伴う議会休会前の可決が不可能
となりました。
延期してもまとまりそうもない共和党案
採決が延期されるということは、法案が十分な
支持得るため、原案の大幅な変更を余儀なくされる
ことを意味します。それは、健康保険支出勘定の変更や
障害者や高齢者といった低所得者向け保険(メディケイド)対象者に
対しての財政支援内容の変更も含まれています。
先日この原案に基づいてのCBO試算では2200万の人が
無保険者になるという結果かから、共和党の穏健派も反対
そして、共和党保守派からは、この代替案では、オバマケア
廃止に不十分であるとの不満もでています。
保守派議員はオバマケアの廃止の対象をさらに広げることや
メディケイドの削減のタイムテーブルをさらにスピードアップ
させることを主張しています。
これでトランプ法案も滞る?
共和党のヘルスケア代替案は、今後減税をすすめて
いくためのスタートととして位置付けられて
いますが、これが前に進まないとなると、トランプ法案も
前に進まなくなります。
このことは、マコーネル上院総務の責任問題ともなり
マコーネル共和党上院総務は窮地に立たされたようです。