マイケル・バーリ氏がこの局面で暗号通貨とミーム銘柄の「大暴落」の到来を予測!?
別名「Big Short」をもつマイケル・バーリ氏が興味深い警告を
現時点で発しています。
サイオン・マネージメントの社長でもある、バーリ氏は、世界的な
金融危機を引き起こした住宅市場の暴落を予測して以来、カルト的な
人気を集めています。彼のバブルに対する10億ドルの賭けは、
書籍や映画「The Big Short」にも描かれています。
マイケル・バーリ氏の予測とは
ミーム銘柄や暗号通貨を購入している一般的な投資家は、
壊滅的な損失を負うことになると、先週木曜日に警告しています。
「ミーム銘柄のような誇大広告や憶測がもたらしているのは、
大暴落の前に個人投資家を引き寄せていることだ」とツイートしています。
今回及ぼすであろう規模は”暗号通貨が数兆から暴落したり、ミーム銘柄が
数百ドル下落するなど、国家単位に規模に及ぶであろうと警告しています。
Michael Burry made a prescient call about mortgage securities in 2008. Is he right now? https://t.co/V1L4ZpvFUP
— Bloomberg Markets (@markets) June 18, 2021
マイケル・バーリ氏が下落を予想する理由は
マイケル・バーリ氏は、人々の失敗を恐れる気持ちが、資産価格を
維持できないレベルにまで押し上げているがその下落の予兆である
とツイートしています。また、FOMCの政策もきかないであろう
と警告しています。
また、サイオン・アセット・マネジメントの社長でもある
バーリ氏は、暗号ファンがお気に入りのコインを買うために
無謀な借金をすることにも警鐘を鳴らしています。
ほとんどのものがそうであるように、暗号通貨の問題はレバレッジだ、
とツイートしています。”暗号通貨にどれだけのレバレッジがあるか知らないなら、
暗号について何も知らないことになる、とも言っています。
バーリ氏は、4月にその時のポジションを解消した後、今週、Twitterに
復帰しました。バーリ氏はこれまでにも、SNSを利用して、自身がショートしている
Teslaをはじめ、GameStop、ビットコイン、dogecoin、Robinhood、
インフレ、株式市場などについて警告を発してきました。
まとめ
マイケル・バーリ氏は、ミーム銘柄ブームのきっかけとなった1月の
GameStop社のショートスクーズもあてていました。
彼は2019年にビデオゲーム販売会社の株式を購入し、同社の取締役会に
何度も手紙を書いて、個人投資家に株式に賭けるように仕向け、1月の
急騰を当てていたバーリ氏だけに、今回の彼の予測はとても興味深い
ものであり、先週末の市場も不安定な終わり方をしているだけに注意が
必要かもしれません。
マイケル・バーリ氏(サイオン・アセット)のWiki的経歴と最近の投資「GameStop」急上昇の背景は!?
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