ポール・クルーグマン氏のWiki的経歴とテスラ(イーロン・マスク氏)とビットコインに対する見方は!
ポール・クルーグマン氏は、ノーベル経済学賞を受賞した
ことで有名ですが、現在も興味深い経済について意見を
述べています。
そこで今回は、ポール・グルーグマン氏の経歴と
今注目集めている、イーロンマスク氏のテスラについて
興味深い見方を公表しているの紹介してみたいと
思います。
ポール・クルーグマンのWiki的経歴は
現在クルーグマン氏はアメリカの経済学者、
コラムニスト。ニューヨーク市立大学大学院センター(CUNY)教授です。
2008年度ノーベル経済学賞を受賞しています。
そして主な経歴は
1974年 イェール大学を卒業し学士(経済学専攻)。
1977年 マサチューセッツ工科大学でPh.D.を取得。
1977年 – 1980年 イェール大学助教授に就任。
1980年 – 1984年 マサチューセッツ工科大学准教授に就任。
1982年 – 1983年 レーガン政権で大統領経済諮問委員会委員を務め、
IMF、世銀、EC委員会エコノミストを務める。
1984年 – 1994年 マサチューセッツ工科大学教授に昇格。
1994年 – 1996年 スタンフォード大学教授に就任。
1996年 – 2000年 マサチューセッツ工科大学教授に復帰。
2000年 – 2015年 プリンストン大学教授に就任。
2005年 – ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス100周年記念講座教授に就任。
2015年 – ニューヨーク市立大学大学院センター教授に就任。
2000年からニューヨーク・タイムズのコラムを担当しています。
ポール・グルーグマンのテスラ対する見方は
ポール・クルークマン氏はテスラをビットコインと比較し、
誇大広告と信仰が両方の資産の価格を支えていると述べています。
ノーベル賞受賞の経済学者は、テスラにはAppleやMicrosoftのような
ネットワーク効果が欠けていると主張しました。
ポール・クルーグマンは、テスラ株をビットコインと比較し、
誇大広告と信仰が両資産の評価を支えていると述べ、
イーロン・マスクに自分の猫の世話しているような経営に
任せられないと冗談を言いました。
テスラ株は2020年の年初から2021年11月のピークまでの間に
13倍以上に急騰した。その後73%急落し、年末終値で電気自動車(EV)会社の
時価総額は1兆2000億ドル超から3500億ドル以下にまで下落しました。
クルーグマン氏は、火曜日に掲載されたニューヨーク・タイムズのコラムで、
こう問いかけています。「テスラは、これまで意味があったのか?」
ノーベル賞受賞の経済学者は、テスラはアップルやマイクロソフト、その他の
大手ハイテク企業ほど価値がない、なぜなら大きなネットワーク効果の
恩恵を受けていないからだと主張しています。アップルには、ユーザーが離れると
不便なデバイス、アプリ、サービスのエコシステムがあり、マイクロソフトの
ワードとエクセルは、最も馴染みがあり業界標準であるため、企業にとって
デフォルトの選択肢であり続けていると、彼は指摘しています。
一方、テスラはEVの分野でGMやフォードといったレガシーカーとの激しい競争に
直面しており、テスラを所有することによる明確なネットワーク効果がない、
とクルーグマン氏は指摘しています。クルーグマン氏は、
「テスラが電気自動車事業を長期的に支配する要因は見出せない。」
と主張しています。
テスラの人気の大部分は、マスク氏が「クールな男」であるという認識から
きているが、そのイメージはここ数週間で薄れてきていると主張する。
クルーグマン氏のビットコインの見方は
彼は、パンデミック時にテスラ株を煽った息を呑むような誇大宣伝と信仰と、
同時期のビットコインの劇的上昇を並列に描き、また主要暗号通貨は
マネーロンダリング以上の明確な用途がなく、その価格は現在 “筋金入りの真の信者たち “
に支えられていると指摘しました。
まとめ
クルーグマン氏はまた、Twitter買収後のマスク氏の混沌とした
経営について、を非難しています。彼がこのソーシャルメディア企業を
買収し、10月にCEOに就任して以来、Twitterは従業員を解雇しては
再雇用し、機能を立ち上げてはすぐに廃止し、ユーザーを一時停止しては
数時間後に復活させるということを繰り返しています。
クルーグマン氏は、「マスク氏の振る舞いを見ていると、
大企業の経営はおろか、飼い猫に餌をやるのも信用できない」とかなり
皮肉をこめて批判的立場のようです。
参照: