ポジティブに反応しなくなったトランプのドットフランク改正
トランプの大統領令が、次は規制緩和策へと移って
きています。
昨日は、規制緩和を増進させる大統領令を出した
ようですが、世間は、トランプ政権に対する不信感
のほうが上回りはじめています。
トランプ政権は、ドットフランク法の撤廃、と改正
を改めて昨日示唆しましたが、昨晩の金融関連株は
下落しています。
改正案の素案は共和党内ですでにある
昨年の9月の下院金融サービス委員会で可決された
修正案が今回修正される案のベースとなっています。
それに対して、トランプ氏が大統領令で思い切った
対応すると、公言しています。
移民問題で信用を失墜させた、トランプ政権が、
ポピュリズムの延長として、規制緩和を取り出して
きており、内容についての疑問点がたくさんある
ということは、市場は察知してきています。
とくに、バノン氏が週末に大きな権力を
握ってからは、とくに欧州の投資家からは、アメリカ
に対する運用に対しても警戒が高まってきています。