ブリュッセルでのテロの影響を受け、ポンドのEU離脱観測が強まり売られる
ブリュッセルでのテロの影響を受け、英国のEU離脱観測が
強まっています。
同時にユーロも対ドルに対しては下押し圧力がかかりましたが
引けにかけては、1.12台を回復しています。
英国での6月の国民投票むけて、Breixit問題はさらに懸念材料と
してポンド相場を左右しそうです。
欧州に対する、リスクオフのムードと一方で米国に関しては
相次いで連銀総裁の米国のファンダメンタルズに対する強気発言
がでています。
昨日はシカゴ連銀のエバンス総裁が、米国のファンダメンタルズは
非常に良好だ、と発言しています。
エバンス総裁はどちらかいえば、ハト派的だったためにこの発言は
米国債とドルに影響があったようです。
昨日は、マークイットエコノミクスの米製造業PMIが発表されましたが
速報値では上昇しています。
あまりにも楽観的なようにも見えますが、世界的な懸念が潜在的に
あるのなら、円やユーロは買われる対象になりやすい状況は依然続く
と思われ、ドル円の112円台半ばは依然として重い展開となることを
予想します。