
ブラックロックのラリー・フィンク氏や資産家ドラッケン・ミラー氏はすでに方針転換?
今の市場のコンセンサスといえば、トランプ氏の
刺激策でもって、アメリカの長期金利は上昇、
リスクオン的な動きとなる、というのが市場の
コンセンサスです。
ところが、相場の神様と言われている人はすでに
次を見越しての方針転換をしているようです。
ラリーフィンクの金利 見通し変更?
アメリカの長期金利は、誰しもが上昇すると
おもっています。
しかし、ブラックロックのラリーフィンク氏は
米国金利、10年の国債利回りは、再び2%以下に落ち込む
可能性があるという見通しに変更しています。
とは言っても、4%以上になる可能性もあるという
両極端な動きも予想しています。
その理由として、今の市場はトランプの政策を前提に
動いているが、実際の予算が承認されるのは2018年以降
なるという見通しと、トランプトレードはすでに織り込まれて
いるというのが理由のようです。
ドラッケンミラー氏は金を購入
相場の神様とも言われている、ドラッケンミラー氏は
金のポジションを、昨年の11月にトランプ当選直後に
売却し、また現在、金のロングポジションを保有して
いるようです。
どちらも、トランプ氏の政策期待という、世の中の
ポジションに対してのリスクを見越したポジションと
言えます。
やはり、上手い人は、一歩先と、リスクと対価を見越して
のポジションを作っているようです。