ビットコインキャッシュの対円価値とビットコインの違いはなに?どっちが将来有望なのか?
ビットコインの分裂が大騒ぎになって、従来のビットコインの
保有者には分裂直前のビットコインキャッシュの取引記録をもとに
ビットコインと同じ枚数のビットコインキャッシュが発行され、
併存して取引が続けられることになります。
元祖ビットコインの相場が2750ドル近辺で動いているのに対し、
ビットコインキャッシュは300ドル近辺で推移しています。仮想通貨の
ビットコインキャッシュは不安定な取引のなか約400ドルの高値から
242ドル付近に下落ました。
ビットコインの不安定さ露呈?
忘れてはならないのは、ビットコインはオープンソースソフトウェア
であり、理論上は誰でもオリジナルのビットコインコアから独自の
仮想通貨を作り出すことが可能だということです。
技術力のある団体が市場に揺さぶりをかけて、意図的にレートを操作
するような事態も起こりえます。
ビットコインの分裂はなぜ起きたのか?
近年の仮想通貨ブームにより取引量が急激に増加。もはやシステムが対応できない
レベルに達してきており、関係者の間で対応策を協議する事態となっていました。
ビットコインの開発者グループは、台帳のサイズを変えずに書き込む文字を
小さくして情報量を増やすソフトフォークという案を主張しました。しかし、
この案が採用されればマイナー業者の受け取る手数料が減ってしまうため、
マイナー業者側は当然反発しました。台帳そのものを大きくする代替案を
主張することになりました。
多くの報酬を手に入れたいと画策するマイナー業者側と
少しでも手数料を減らしたいと企図するビットコイン側の対立が次第に鮮明化
しました。
結局解決策がまとまらず、世界最大の仮想通貨マイナー国である中国の関係者が
ビットコインの分裂という強行策に打って出ることになったのが今回の
分裂の背景です。
ビットコインキャッシュはメジャーになる?
ビットコインキャッシュは、相場が落ち着く水準によっては、
時価総額が数十億ドルに達し、瞬く間に有数の価値を持つ仮想通貨
になる可能性があります。
ビットコインキャッシュの誕生は、安く素早い取引に最適化された
通貨をユーザーに約束しています。これとは対照的に、ビットコイン
は取引スピードに制限があるにもかかわらず人気を拡大してきました。
この新しい仮想通貨がどれだけ成功するかは不明ですが、他にも仮想通貨
はいろいろあるだけに、どの程度の取引を生むのか不透明です。
ビットコインキャッシュの将来はビットコインからどれだけの
ユーザーを引き込めるかにかかっているようです。
今仮想通貨取引で最も支持を得ているのが業者がGMOコイン↓です