バズフィード（BuzzFeed）は、事前に発表されていた

合併を承認する投票を行い、月曜日に上場することに

なりました。

そこで今回は、バズフィードについて、そして公開後の

見通しについて調べてみました。

バズフィード（BuzzFeed)とは

バズフィード（英: BuzzFeed, Inc）は、アメリカ合衆国の

オンラインメディア、及び同サイトを運営する企業です。

当初はエンターテイメントコンテンツが中心でしたが、

ベン・スミスが編集長となって以降はよりシリアスな

ジャーナリズムやルポルタージュへと幅を広げており、

今では政治・DIY・動物・ビジネスなど幅広い

トピックを網羅するグローバルなメディアに成長しています。

【インターン募集のお知らせ】
BuzzFeed Japanでは、ニュースチームで働くインターンを募集します。記事の執筆を中心に、記者のサポートやSNS配信などに携わっていただきます。

締め切りは11月30日（火）。履歴書と志望動機書類を添え、メールで（japan-report@buzzfeed.com）までお送りください。 pic.twitter.com/NYwQBwEZWt

— BuzzFeed Japan News (@BFJNews) November 18, 2021

バスフィードのSPAC上場は

SPACが1月に調達した資金の大半が引き上げられたのは、

投資家がBuzzFeedの将来性をあまり評価していないことを示す

シグナルようにみえます。

SPACの投資家の多くは、買収対象が開示される前に

購入していますが、取引が完了する前に償還することができます。

BuzzFeedは投票後のSECファイリングで、

この取引では少なくとも1億6620万ドルの資金調達が見込まれる

と述べています。その内訳は、約1億5000万ドルが

転換社債による資金調達で、1620万ドルが投資家の

現金によるものです。

この1,620万ドルの投資家の現金は、SPACが1月の

IPOで調達した2億8750万ドルに比べ劇的に少ないものです。

SPACの投資家がSPACの合併前に償還することは、

ここ数カ月で一般的になってきましたが、

BuzzFeedの取引では、投資家が平均よりも高い割合で撤退しました。

ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、7月以降、平均的なSPACは

“取引が成立する前に約60％の資金を失っており、今年の最初の

7カ月間の約25％から上昇している と指摘しています。

来週、BuzzFeedがNasdaqで公開取引を開始すれば、BuzzFeedの

既存投資家はついに現金を手にすることができます。

多くの人が10年以上も待っていました。

BuzzFeed is set go public on Monday after shareholders of a SPAC voted to approve a previously-announced merger.https://t.co/88nr2LtwI3

— Axios (@axios) December 3, 2021

バスフィードの株式公開後の見通しは

BuzzFeedはパンデミックの前に株式公開を目指していましたが、

デジタルメディア全体に影響を与える逆風のために勢いを失いました。

BuzzFeedの投資家の少なくとも1社であるNBCユニバーサルは、

BuzzFeedのSPAC IPOの目標評価額が低すぎるという

懸念を表明したと報じられています。

BuzzFeedは、先に発表したComplex Networksの現金および

株式3億ドルでの買収を金曜日に完了する予定であり、これは

SPACの合併が有効になる時期でもあります。

まとめ

株式公開を検討しているデジタルメディア企業は、

BuzzFeedの株式市場デビューを注視し、投資家がどのように

反応するかを見極めるだろう。

SPAC(特別買収会社）のIPOとは？ゴールドマンがバブルに達していると警告する理由は！