ハト的に受け止められたFOMC後の展開は?
今回FOMCについては、市場の目線が今までになくタカ派だったにも
関わらず、今年の利上げの可能性を示唆するものの、あまり具体性のない
結果でした。
これに反応してかドルは総じて軟調で、ユーロドルは、この数ヶ月のトップである
1.1380の高値を試す展開に、テクニカル的には、ここのところの調整は
逆ヘッドアンドショルダーを形成しており、この上値をブレイクするとさらなる
上昇を描きそうなチャートをしています。
そこで、きっかけになりそうなのは、やはりギリシャ問題で、今日行われる
ユーロ圏グループの交渉が鍵を握るという見方に変わりはないようです。
どちらとも決定は、そちら次第というボール渡し合いで、このまま期限をむかえて
しまうリスクのほうが高まっているようにも思えます。
ギリシャが孤立している状況をひっくり返すためには、チプラス首相の政治的
判断にかかっているのが現在の状況といえます
この材料に対してのユーロの動きの予想ですが、決裂しても妥協してもユーロは
乱高下しそうですが、最終的には、ユーロは買われて引けるのではと思わせる
現在のチャートのかたちとまた、ギリシャが仮にユーロから離脱することになって
もユーロは買い戻されるのではないかと思います。
テクニカル的にも今日のNYの引けレベルが重要になりそうです。
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