ドル円のベーシススワップとはなに?今急上昇の背景は?
ドル円のベーシススワップが急上昇しています。
前日比13bps縮小し、スプレッドはマイナス24.25bps
となり、これは2015年6月以来の水準にまで縮小
しています。
ベーシススワップとはなに?
ベーシススワップは、異なる変動金利同士を交換する
取引をいいます。
このスワップ取引には、同じ種類の変動金利で期間の
違うものを取引する種類ろ、ことなる通過の変動金利同士
を交換する取引があります。
異なる通過、すなわちドルと円の変動金利LIBOR
同士の交換をドル円ベーシススワップといいます。
急上昇の背景は?
ドル円ベーシススワップが急上昇している背景には
3月期末にむけての、日本国債の需給が逼迫している
ことがあげられます。
日銀は緊急的に期末またぎの国債売り現先オペの実施
をアナウンスしています。
また応募銘柄の上限引き上げも実施するとアナウンス
しています。
3月期末にむけての国債レポ市場が逼迫、同時に円の
短期変動金利が急上昇したことが、ドル円ベーシススワップ
の縮小につながりました。