ドルの要因に作用されそうな現在のユーロ相場
今週は、大きなイベントが目白押しです。
なんといっても、29日のFOMCと同日に発表になる1-3月期のGDP速報値
の発表ですが、今回の会合では、目新しいことは出ないというのが、市場の
コンセンサスです。しかし、最近の弱い米国の経済指標により、ドル高や海外情勢に
言及があると、利上げが遠のく観測が強まることも予想されます。
その背景として、第一四半期のGDP速報値は、前期比1.0%予想と、10-12月期の
2.2%から落ち込むことが予想されており、天候問題だけでかたずけられない背景
も考慮したほうがよさそうです。
さらに大事な経済指標の発表では、30日に第一四半期ECIが発表されます。
こちらは、FRBが注目している指標のひとつだけに、雇用統計の賃金上昇より
まして注目が集まります。
こちらは、前年比2.6%の上昇、前期比で0.6%の上昇が予想されています。
市場がドルの利上げ近しの前提で動いているだけに、今週はさらなるユーロのショートカバー
も想定しております。
キャンペーン中のFX業者??