ドラギECB総裁は再度将来にわたる低金利を維持
先週のユーロ圏PMI、そしてドイツのIFO研景気指数と好調な数字が続いていましたが
本日ドラギ総裁は、改めて前回アナウンスされた低金利を維持するというフォワード
ガイダンスを確認した結果となりました。
”Forseenable Future” 金利を上げないといことは、前回発表したフォワード
ガイダンスを堅持、言いかえれば目先の経済指標が少々よくても、長期間この傾向
が続かないかぎり政策変更はないことをコミットしたようにみえます。
一方、昨日のFOMCでは、少しdovish色が強くなりましたが、6月に発表された
テーパリング・スケシュールについては、今年をめどに縮小していくシナリオは
継続していくように思われます。
金利政策の側面では、ユーロとドルとでは方向性が違うということを改めて
確認、為替ユーロドルの動きでは、下を目もざしていきそうです。