ドラギ総裁は10日のECB理事会で100億ユーロ以上の追加緩和を出せるのか?
ECBの量的緩和で残存期間の条件を満たす購入対象債券の
うち、約9000億ドル相当の利回りが中銀預金金利を下回り
購入対象外となっています。
そこで、預金金利を引き下げることによって、購入対象債券を
増やすことが考えられます。
今予想されているのが、預金金利を10bp引き下げて、マイナス0.4%
になることですが、そうなれば、購入できる債券は、約4780億ドル
相当増えます。
マイナス0.6%に下げた場合は9000億ドル購入対象が増える計算に
なるようです。
現在月額600億ユーロを2017年3月までの期限購入していますが、
利下げをすれば、さらに購入対象が増えるため、サプライズを
起こすために100億ユーロ以上の量的緩和を打ち出すことも考えられます。
イベントを前に今は小康状態、さてどんな為替の反応になるのか
注目です。
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