ドイツ銀行の不良債権問題はいよいよドイツ地方銀行に波及する?
ドイチェバンクに対する懸念が日増しにつよまっているようです。
あの債券投資の神様と言われている、ダブルラインキャピタルの
ガンドラック氏も、もしドイツ銀行の株価が一桁になったら
パニックになると警鐘しています。
そのドイチェバンクですが、不良債権化している、シッピングローン
の残高を1bioユーロ削減するとの報道が出ました。
そのシッピングローンで、最も影響受けるのが、ドイツの地方州立銀行
ランデスバンクのようです。
とくにブレーメン・ランデスバンクなどは、シッピングローンの不良債権化
が深刻のようで、政府による資本注入がないと維持できないところまで
きているとの憶測もぱるようです。
ただ公的資金による救済は、債務総額の8%以上に相当する株主や債権者が
損失を負担してはじめて実施されるとされているので、今あるイタリアの銀行
資本注入も含めて、波乱要因になることも想定しておいたほうがよさそうです。