ドイツの長期金利の動きが激しく、ギリシャの問題は14日までに?
ここ数日の動きで特に激しいのが、ドイツの長期金利の動きです。
ドイツの10年の利回りは、週末0・47%だったのが、この2日間で
なんと0.90%まで上昇しました。
2日間で約100%の上昇となります。
これだけ激しい変動幅を経験してしまうと、トレーダーはよりポジションを
取り辛くなり、現在懸念されている市場の流動性の低さにより拍車がかかって
いる状況が現在の市場のようです。
この長期金利が上がるきっかけとなったのが、週明けのギリシャ問題に対しての
楽観的な見通しが引き金となったように見えますが、ほんとのところは、
市場の流動性の薄さが、一部の巨大ポジションによって右往左往される展開が
特に5月から続いているように思われます。
肝心のギリシャの問題については、ギリシャ側が14日までの合意を求めて
きています。
ギリシャの一方的な提案を提示して、それにEU側がどこまで妥協するかという
展開に持ち込もうとしているようですが、その溝があまりにも深くて余談を
許さない状況が続いています。
ただひとつ言えることは、ギリシャ問題の交渉は、時間的余裕を今月中旬まで
伸ばしたことは言えると思います。
当面は、この長期金利上昇の余波と、交渉のリミットが先延ばしになっていることから
ユーロの買い地合いが継続しそうです。
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