トランプ大統領の一般教書演説後のドル円の反応が今後のリフレトレードを左右する?
トランプ大統領の一般教書演説が注目集めて
います。すでに防衛費を540億ドル増やすこと
とその他のEPAのコストは削るという案は
漏れ伝わっていますが、実際に具体性のある
、また現実性のある議会演説となるにか注目され
ます
肝心のインフラ増資と税制改革はいつになる?
トランプ大統領は、ヘルスケア費用を把握できなければ
税制改革できないと発言し、インフラ増資を優先する
ことをほのめかしていました。
この時のドル円の反応は下落しています。
実務的には、ヘルスケアの費用が把握できなければ
前に進まないのです。
ヘルスケア費用の言及が相場を左右する?
議会の状況を考えても、オバマケアの扱いが
トランプ政権の予算審議の行方が決まってくる
と考えられています。
いくら大判風呂敷を広げたところで、ヘルスケア関連の
予算に見通しが立たないうちは、上院の壁にぶち当たって
しまいます。
支出拡大が、来年まないと、トランプ大統領の議会演説
を通して判断したならば、トランプリフレの後退と
FOMCでの利上げ観測が後退するシナリオが考えられ
ます。
一般教書演説後のドル円の反応は今後中長期の
ストラテジーを考えるうえで、非常重要になって
くると思われます。