スタンレー・ドラッケンミラー氏のWiki的経歴とデュケーヌの現在の投資戦略は!?
著名な投資家、スタンレー・ドラッケンミラー氏のファミリーオフィスは、
第2・四半期に、コロナ禍後の景気回復に向け消費関連銘柄の保有を拡大した
と伝えられています。
これは、米証券取引委員会(SEC)への提出書簡で明らかになったもので、
エアーBn B、マリオット株を新規購入、エクスペディア、スターバックスなどを
追加購入しているようです。
気になるのが、スタンレー・ドラッケンミラーの投資戦略が
なぜ注目されるのか、そこでまずは、ドラッケン・ミラー氏の経歴について
そして現在の延暦について調べてみました。
スタンレー・ドラッケンミラーのWiki的経歴は
ドラッケンミラー氏はジョージ・ソロス氏の片腕としてかつて
英ポンド売りを主導したファンドマネジャーとして有名と
なりました。ただ2010年にスタンレー・ドラッケンミラー氏が、
自身のヘッジファンドを閉鎖し、引退することを表明しました。
ドラッケンミラー氏は120億ドルを運用するデュケーヌ・キャピタル・マネジメントの
最高経営責任者(CEO)でしたが。投資家への書簡で、最近の運用成績は不満とし、
ファンド運営は仕事としても個人的にも負担になっているとし、
いったん辞めていますが、ブルームバーグ・ビリオネア指数
によれば、同氏の純資産は104億ドル(約1兆1400億円)所有
しています。
現在は資産家として、デュケーヌファイミリーオフィスにて運用に
携わっています。
ドラッケンミラー氏の現在の投資戦略は
投資家のスタンリー・ドラッケンミラー氏は、新型コロナウイルス感染症の
パンデミック(世界的大流行)からの回復に賭ける投資を行う一方、
リスクヘッジのため逆のケースにも備えているようです。
同氏のファミリーオフィスは、コロナ禍からの米景気回復に伴い上昇しそうな
複数の銘柄を4-6月(第2四半期)に購入しています。
直近の株式保有報告書「フォーム13F」によると、ドラッケンミラー氏率いる
デュケーヌ・ファミリーオフィスは、エアビーアンドビーとマリオット・インターナショナルの
株式を取得し、エクスペディア・グループとスターバックスも買い増していました。
デュケーヌはその一方で、ネットフリックスの株式9100万ドル相当と
ワクチンメーカー、モデルナの株式5230万ドル相当も取得しました。
1-3月(第1四半期)に取得したシティグループ株1億5460万ドル相当の
ポジション解消が影響し、米株の保有総額は約35億ドルと、
1-3月から4億ドル減少させています。
https://mobile.twitter.com/BloombergJapan/status/1392391938490478592
まとめ
ドラッケンミラー氏は、ジョージソロ氏と同時に
ヘッジファンド界の先駆けのような存在といってもいい人物
ですが、なんといってもあのポンド売りで世界的に有名
になりました。その後は変ファンド運営で株式投資をメイン
に続け、現在はファミリーオフィスに1兆円を超える資産
を運用しています。