ジェイミー・ダイモン氏の過去の名言と米国トレジャリーの予想は!
ジェイミー・ダイモン氏が米国債券について語っています。
8日の米国債入札がありましたが、10年債の需要は10年ぶりの弱さ
になりました。
ダイモン氏によると、現在の利回り水準が一部の投資家にとっては
受け入れ難いほど低いことを示しているとの見方をしています。
米国債券市場の動向とダイモン氏の見通しは
5月8日に実施された270億ドルの10年債入札で応札倍率は2.17倍と、
2009年以来の低水準にとどまりました。
この需要動向の変化は
ボラティリティー急上昇の影響を増幅させる可能性があります。
そこでここ最近の海外投資家の動向のなかで気になることが
米国債残高で、中国と日本を中心とする外国勢の保有割合は低下
していることです。
米連邦準備制度も保有圧縮を続ける中で、米国内に本拠を置く投資家の
役割が高まっていますが、10年債利回りは3カ月物をわずかに上回るにすぎない
利回りとなっています。
JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOは、現在の利回り水準は
「異常に低い」と語っています。
これだけ需給環境が悪化しているなかで、この10年債の利回りは3か月の金利
と比べてかなり低いとの見方をしているのです。
ジェイミー・ダイモン氏の過去の名言
ウォールストリートでは、どんな取引にも
「短期保有」と言うものがあります。
あなたとデートすることは、
「あなたを短期的に保有すること」です。
取引では、売買するものの価値が落ちるとわかれば、
私たちはそれを売ってしまいます。
「長期保有」することはないのです。
でも結婚は、「あなたを長期的に保有すること」
なのです。残酷なようですが、
賢い選択をするなら、急激に価値が値下がりするものは、
売ってしまうか、レンタルするくらいで十分なのです。
年収50万ドルを稼ぐ人はバカではありませんから、
あなたとデートはしても、結婚することはないでしょう。
お金持ちと結婚するための方法を探すのはおやめなさい。
それよりも、あなたが年収50万ドル稼ぐ人になるのです。
これが私のアドバイスです。お金持ちのバカを探すよりも、
ずっとチャンスがあると思いますよ。
これがダイモン氏の過去の名言です。
やはり成功者ならではのコメントですよね。
「50万ドル稼ぐ結婚相手を探すよりも、自分で稼ぐようになるほうが
手っ取り早い」なんて成功者でなければ言えないことですよね。
まとめ
昨日のの米10年債利回りは2.46%前後まで下落しています。
貿易摩擦で米中間の緊張が高まる中、中国の投資家が応札を控える
のではないかとの懸念がありましたが、米国トレジャリーは
堅調に推移しています。
先週発表された米国雇用統計は、予想以上に好調な数字でしたが
米国債券市場は、米国経済について悲観的にみているようですが
市場が堅調な背景には、FRBが金利引き締め政策を中断している
ことが大きな要因となっているようです。