
サム・バンクマンフリード氏のWiki的経歴と気になる出身大学とFTX暗号資産の行方は!
バイナンスのChangpeng Zhao氏は、競合のFTXとその「億万長者」の
創業者/CEOであるサム・バンクマンフリード氏に致命傷を与えたようです。
バークマンフリード氏の転落は、最近の歴史において、より衝撃的な
損失の1つとなっています。火曜日前から水面下で問題があったにもかかわらず、
60億ドルもの大量の引き出しが起こり、同社は流動性危機に追い込まれています。
バンクマンフリード氏が宿敵であるZhao氏に救済を求める前に、
そのFTTトークンはその後暴落しました。
Bloombergによると、この状況は、火曜日にすべての暗号資産がクラッシュし、
株式市場全体が下落したこともあり、バークマンフリード氏は純資産の
かなりの部分を失うことになりました。実際、報道によると、
彼は160億ドルの財産の94%を失ったという。
こんかいはその有名な富豪であるであるバンクマンフリード氏
について紹介したいと思います。
サムバンクマンフリードマン氏とFTXの損失
米モルガン財閥の創始者、ジョン・ピアポント・モルガン氏の
暗号資産(仮想通貨)版と見なされているサム・バンクマンフリード氏は
ほんの数週間前、業界を救うために自分の巨万の富を注ぎ込むことにやぶさかでなかった。
30歳のバンクマンフリード氏はブロックファイやボイジャー・デジタル、セルシウス
など破綻したプロジェクトの支援に奔走。株式取引アプリを運営するロビンフッド・マーケッツ
に投資し、同社の買収観測が高まった。昨年には自らが共同創業した
暗号資産交換業者FTXについて、十分大きくなれば、CMEグループや
ゴールドマン・サックス・グループを吸収することもあり得ると述べていた。
同氏はピーク時に260億ドル(約3兆8000億円)あった個人資産を
世界を変えるために充てようと、米民主党に大金を寄付し、
いずれは政治的主張や慈善活動のために全資産を投じると表明した。
ところが今やその全ての行方が不透明になっている。
この数日、バンクマンフリード氏とFTXは流動性危機の渦中にあり、
自らが支援を必要とする立場となった。趙長鵬氏率いる
同業バイナンス・ホールディングスはFTX買収を表明。
ただ、具体的な条件は開示されていない。
これは、ソフトバンク・ビジョン・ファンドやシンガポール
の政府系投資会社テマセク、カナダのオンタリオ州教職員年金基金などの
投資家にとって衝撃となる可能性があるばかりか、バンクマンフリード氏が
安全でないなら、安全な人は誰もいないのではないかと広く
暗号資産業界に知らしめることにもなった。
ブルームバーグ・ビリオネア指数によれば、バンクマンフリード氏が
保有するFTX株53%は資産調達ラウンドなどに基き8日の買収合意発表以前の
段階で約62億ドル相当。同氏の個人資産で最大の部分は所有する仮想通貨トレーディング会社アラメダ・リサーチからの74億ドルだった。
ただ同指数は、バンクマンフリード氏らFTXの既存株主がバイナンスに
よる買収で完全に追い払われるほか、FTXの問題の根幹はアラメダに
あると想定。FTXとアラメダについてはいずれも1ドルとした。この結果、
バンクマンフリード氏の純資産額は約10億ドルとの評価になり、買収発表前の
156億ドルから急減。ブルームバーグが調査対象としている資産家で、
94%の減少は1日の落ち込みとしてはこれまでで最も大きい。
(出典:ブルムバーグ)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-09/RL1Y9AT0AFB401
サム・バンクマンフリード氏のWiki的経歴と大学
名前:サム・バンクマンフリード(Sam Bankman-Fried)
生年月日:1992年3月6日(29歳/2021年現在)
国籍:アメリカ合衆国
出身地:カリフォルニア州サンノゼ市サンタクララ郡
大学:マサチューセッツ工科大学(物理学の学位を取得)
中学時代にはアメリカで有名な「mathcamp」に参加されていた
ことも判明しています。
「mathcamp(マスキャンプ)」とは、数学が大好きな子どもたちが集まって、
より多くの興味と関心を持ってもらうことを目的に実施している
5週間のサマーアカデミープログラムのことをいいます。
このようにバンクマンフリード氏はエリート街道
を歩んで、暗号資産の起業家として大成功を収めた
人物です。
まとめ
FTXがバイナンスに救済をもとめているという
衝撃的なニュースをうけて、暗号資産市場は
逆風がふいていますが、同時に成功者だったサム・バンクフリード氏の
陥落ぶりにも驚くニュースです。
今後の展開に注目したいと思います。