
サウジのファリハ氏とロシア主導の減産合意で原油急騰そしてドル円も115円台突入
OPECとロシアなどの非加盟国は10日の
ウィーン会合で、非加盟国全体で日量55万8000バレル
の減産で合意しました。
これは、サウジアラビアとロシアが主導的立場と
なって果たしたもので、15年ぶりの減産合意が
成立しました。
サウジアラビアのファリハ氏 が主導権
ファリハ氏の力強いコメントに市場が反応しました。
ファリア氏は、11月30日の合意よりもさらに踏み込んで
の減産をする用意があると言及しました。
ロシアとは、日量30万バレルの減産の公約を確認
しています。
リスクオン市況が年末も続く?
週明けの市場はドル円が115円台に突入、原油高
債券安、そして株高というリスクオン的な様相
を呈しています。
欧州では、イタリアの銀行をはじめとする懸念材料も
ありますが、それを無視するかたちで、リスクオン
に飛びついている感じがします。
ドル円は、しっかりとしたインパルス的な上昇波動
を描いており、流れに逆らわないで、ドル買いスタンス
を維持したほうがよさそうです。