
ギリシャ2年債利回りが27%でユーロ周辺国への影響は?
ギリシャの2年が27%で10年債の利回りが13%という完全な逆イールドカーブ
を形成しているギリシャは、デフォルト懸念がかなりのテンションで強まっている
象徴のようになっています。
そこで気になるのが、ユーロ圏周辺国への影響です。
ドイツの利回りは、着実に落ちていますが、スペインなどの周辺国の利回りは
上昇に転じはじめています。
この現象は、2012年の時も起きたギリシャ危機とユーロ危機の時と同じ現象で、
世界的なリスクオフにつながってきます。
そこで気になるのが、ユーロ相場との関係ですが、過去の動きをみれば、
ドイツと周辺国のスプレッドが広がっている時には、ユーロ相場は売られやすい
状況なりやすいですが、もしもギリシャが本当にユーロから離脱した後のユーロの
反応としては、意見がわかれています。
短期的なユーロドルのチャートを見る限りでは、2番底を形成しているようにも
見え、ユーロのコレクションがまだ続くようにも見えます。
また、最終的にデフォルトすかどうかは、ECBが保有してギリシャ国債の期日が
まだ一ヶ月以上先なため、為替の動きまだ一筋縄ではなさそうです。
ということで、ユーロドルは、短期的には押し目買いが有効であると思っております。
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