ギリシャ離脱懸念が強まってもユーロが下落しない理由
ギリシャ債務返済期限の6月30日に近づいてきました。
それでも、ユーロは堅調な地合いを維持しています。
そこには、さまざまな理由があるようです。
ひとつには、今週月曜日には、緊急首脳会議が開かれますが、ここでも解決は
難しいというのは大勢ですが、25日の首脳会談が設けられており、そこまでに
ギリシャは妥協点を探るのではないかとの憶測が強いこと。
二つ目には、仮にギリシャがユーロを離脱したとしても、ユーロの通貨としては、
決して悪材料ではないとの見方も根強いことです。
そして、三つ目の理由として、仮にギリシャがデフォルトに陥って場合、世界的な
リスクオフになる可能性が高いですが、その場合、今や以前の円と同じように低金利で
キャリートレードのファンディング通貨ともなっているユーロは以前の円のようにその場合
買われやすいとの見方もあることです。
こう考えると、FOMCが終わった現状においては、ユーロドルは、現在1.12台半ばをサポート
にもう人の伸びありそうなチャートしています。
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