ギリシャ国債5年債が3年ぶりに市場復帰でユーロは買いなのか?
ギリシャ国債が3年間の休止の時を経て、
債券市場に復帰する予定です。
ご存知のように、ギリシャは欧州債務危機の
震源元であり続けていましたが、今回5年債が
市場復帰するということで、ユーロ全体にも
楽観的な見方が流れています。
ギリシャ5年債の発行を計画
アテネ証券取引所に提出された文書によると
ギリシャは5年債の発行をけいかくqしているよう
です。
また2019年償還債の保有者には売却入札への参加
を呼びかけています。
ギリシャ政府は、これを機に債務の借り換えを
進めようと試みています。
この債券の価格は25日に決定されるようですが
このギリシャ債券の市場復帰が成功した場合
長らく懸念材料であった、ギリシャの資金調達
問題にも一息つくことが考えられます。
ユーロの上昇貴重は続く?
もしギリシャ国債の市場復帰がかなった場合
ユーロにとってはかなり前向きな材料となる
とおもわれます。
とくにユーロ円の為替については、ECBがこの夏
にも量的緩和解除をドラギ総裁がジャクソンホール
で示唆する可能性もあります。
一方で日本は、量的緩和から脱却できないスパイラル
にはまっている状態です。
ギリシャ国債を買うのはためらうかもしれませんが、
対円でユーロを買うのは得策かもしれません。