ギリシャ問題は土曜日の首脳会合で決定的になるとのこと

市場注目は、ギリシャ債務問題一色ようですが、市場の動きは
限定的な状況が続いています。
今朝は、ブリュッセルで会合を行っている、ユーロ各国首脳からの
コメントが届いています。
ドイツのメルケル首相によると、明日の土曜日の会合結果がこの問題の
行方の決定的になるとのことです。
どちらの結果で決定的になるのかといえば、ウォールストリートジャーナル
によると、11月まで、現在の支援プログラムで延期されるとの報道がでています。
6月30日に期限をむかえる債務は、ユーロ圏の中央銀行が保有しているギリシャ国債の
利益で賄い、11月までデフォルトを回避するために必要な資金約153億ユーロは
既存の支援プログラム残る融資枠で賄い、ユーロ圏救済基金から支出されると
いう、2月の時と同じような時間稼ぎの合意で落ち着くとの見方がでてきています。
ギリシャがもとめている債務免減については議論せず、また4ヶ月後に同じ議論を
するというその場しのぎの合意に落ち着くのではとの見方が占有しているようです。
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