ギリシャへの「最後通告」の日が近いとのうわさ
明日で今月も終わろうとしています。
しかしながら、いっこうに解決していないのが、ギリシャ問題です。
チプラス首相が連日のようの、”合意が近い”としゃべっているのは、もはや
オオカミ少年のように聞こえてくると皮肉る交渉参加者も多いようです。
というのも、実際には、合意には程遠い状態がいっこうにに進展をみせて
ないからです。
合意の楽観輪が占有していた背景のひとつに、チプラス首相率いるSYRIZAは
歳出拡大を公約としていると同時に、ユーロには留まることを公約としていたので
交渉相手として、タフだったあのバロファキス財務相が交渉の責任者から
外されたときには、交渉がうまくいくとの楽観論が占有していました。
ところが、債権団との間でいちばんのネックとなっている、ギリシャの年金
と公務員給与の拡大は、どうしてもゆずれないというのが、ギリシャの立場
でこれを妥協する兆候すらないようです。
このままズルズルと決まらないまま、IMFへの返済が滞った場合、ECBが流動性
を供給するかどうかの明確な取り決めがない現状においては、明確な「最後通告」
の日を設定して、選挙の洗礼をうけていないECB当局者が明確な基準と引き金
をひく明確な基準日を政治的に決定しようとしてるようです。
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