ギリシャが新提案提出?日曜日に行われた事前交渉で今日のユーロ圏首脳会議の行方は?
本日行われるユーロ圏首脳会議を前に、週末に埋まらない溝を埋めようよう
と下交渉を続けていたようです。
本日の会議では、会議前にチプラス首相とトゥスクEU大統領と協議し、
その後の会議には、ドラギECB総裁、ラガルドIMF専務理事、欧州委員会の
ユンケル委員長そして、ユーロ圏財務相会合の議長であるデイセルブルム議長が
参加します。
日曜日のメルケル首相、オランド大統領、そしてデイセルブルム議長とチプラス首相の
電話での下交渉によると、ギリシャが新提案を提示したとの情報が流れています。
その内容とは、年間純利益が50万ユーロを上回る企業への課税のほか、早期退職
の選択肢の廃止や累進課税の強化が盛り込まれているようです。
首脳会談は、日本時間では翌朝の2時から開始予定、ここで合意がでなければ、
12月からすでに300億ユーロの預金流出がギリシャの銀行からおきているなか
ギリシャの資本規制が余儀無くされる懸念がピークをむかえそうです。
何れにしても明日の朝には、この会議の行方が判明していると思われます。
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