カタルーニャ自治政府とスペイン政府ラホイ首相の対立が今週正念場を迎えることでユーロドル相場の見通しは?。
スペイン政府カタルーニャ独立問題が今週重大局面を
迎えます。
ラホイ首相は、カタルーニャ自治政府の独立派幹部を
排除する新たな権限を得ようと試みています。
今週が正念場である理由は
一方でカタルーニャ州議会の指導者は、今週に会合をもち
議会招集日を決定します。
そして、カタルーニャ州の議会招集も今週とみられています。
一部のカタルーニャ地方の議員は、独立運動の指導者である
プチデモン州首相に、今週中に正式にスペインからの独立
を宣言するようにもとめています。
一方でラホイ首相は、カタルーニャ自治政府の指導者らを
解任し、自治権を一時剥奪する前例のない権限を行使する
ことを検討、憲法155条の発動模索しています。
決定は今週の27日
自治権停止の提案は27日に上院で採決が行われる予定です。
上院はラホイ首相率いる中道右派、国民党が多数を占めて
いるために可決される可能性が高いですが、それまでに
カタルーニャ自治政府が独立宣言を行う可能性があります。
同時に、独立派のプロ集団による、大規模な独立運動
デモも予定されているようです。
ニュークリアオプションとはなに
ラホイ首相は憲法155条を執行しようとしています。
カタルーニャのような自治体は、スペイン政府の義務
を果たさなければなざず、もしこれに歯向かえば
自治体の権力も没収されてしまう。
ユーロドルの見通しは
ユーロは9月に1.21台を脅かす上昇トレンドの動き
をした後、約1ヶ月に渡って調整相場をしています。
ユーロの1.21は長期的にも大きな抵抗線と、
チャート上でもここを打ち破るには力不足のように
感じます。ユーロのテクニカル分析からも、ユーロは
調整局面にはいっており、今週中にカタルーニャで波乱が
起きる可能性から、ユーロは引き続き抑えられる可能性
が高いと思わrます。