エマージング市場でまだ儲かると主張するテクニカル的根拠とは!
世界の株式市場で最もホットな地域の株式市場は、
まださらに上昇する余地があるようです。
驚くかもしれないが、アメリカのベンチマークインデックスは今年
12%上昇しているけれども、そのホットな市場はアメリカ
ではありません。
今最も熱い地域の市場とは
今最も熱いマーケットとは、同じ上昇期間で33%上昇して、
アメリカ市場の存在感を薄くさせた
アジアのエマージング市場のことです。
過去の上昇マーケットの比較に基づくと、このエマージング
グループは、歴史的には上昇期間に約230%上昇し、その期間は
平均して42ヶ月続きました。
一方で現在の上昇マーケットは、過去の平均値にまだ達して
いません。
2016年の開始から60%上昇し、世界の株式市場を27%も
アウトパフォームしているアジアのエマージング市場、リセッション
に直面するか、あるいは、PBRが3倍に達するまでは、繁栄
し続ける可能性が高いと指摘する声があります。
アジアのオーバーウェイトは正当化される
また、アジアエマージング株式のオーバーウェイトの
判断基準は正当化されているようです。アナリストアジア
のエクスポージャーを増やすように進言していますが、
歴史的データから紐解くと、上昇マーケットの力に
任せた方が良いという考え方のようです。
ではどこの国がいいのか
最近、見通し格付けが落ちてきているものの、
韓国、中国、台湾そしてトルコのオーバーウェイトを
維持すべきとの主張があります。
これは、過去の上昇マーケットの時のヒストリカル
データからのものですが、これは大きなトレンドが
ある場合にはその流れに任すという根本的な考え
に基づいているようです。