イスラエル債がウォーレン・バフェットによって推奨される理由とは
世界で最も有名な投資家であるウォーレン・バフェット氏が
新たな投資対象について推奨しています。
それがイスラエル債券です。
米投資会社 バークシャー・ハザウェイ の会長を務める
バフェット氏は先週、ニューヨークで昼食会と夕食会を開き、
イスラエル債券への投資を促しました。
イスラエル債を推奨する理由は
バフェット氏によれば、富裕層の多くは、最高のリターンを
あげることより財産を維持することに関心があるため、債券を
保有していることを理由にあげています。
バフェット氏はインタビューで、「普通なら、債券は投資すべき
対象だと彼らに言ったりしないのだが、イスラエル債券への投資で
リターンが得られる」との考えをもっています。
バフェット氏は、イスラエルに投資したいと思うのは、同国には
米国と似た成功の歴史があって両国はともに比較的新しい国であり、
自由市場と起業家精神の上に成り立っていることを理由にあげています。
株から債券へのシフトとなる?
こうした債券への推奨の背景には、株式市場が割高である
という背景があります。
さすがのバフェット氏も政治的色合いが強い現在の株式
市場に警戒感をもっている現れのようです。