イエレンFRB議長のハト派的スタンスでユーロドルは上昇トレンドに乗ったか？

ここ最近早期利上げを示唆した発言が当局者が相次いでいたため
昨日のイエレンFRB議長の講演が注目されていましたが、
利上げに対しては慎重にすすめるというハト派的なスタンスを
維持したと受けとめられています。
その理由として、中国経済と原油価格に対しての慎重的見方を
維持しているとコメントしています。
この講演内容は、3月のＦＯＭＣ声明の内容とほぼ一致する内容
であり、まわりから強気発言はちらほら出ているものの、改めて
声明文の慎重姿勢を維持していることを確認したものと思われます。

為替もこの発言に反応、ユーロは一時1.13台に上昇しています。
次の壁は、ここ最近のレンジ相場のなかで、1.13台後半が2度跳ね返された
ので、ここの水準をレンジのトップとしてみている人も多いと思います。
週末にビッグイベント雇用統計の発表が控えているので、ここからは
さらに慎重になると思われますが、昨日のユーロの強い波動をみると
現状は1.1260近辺が強力なサポートになっていると予想します。
本日予想レンジ ユーロドル: 1.1270 – 1.1350
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