アメリカ発インフレ予兆でユーロ圏EONIAフォワードにも変化が起きる?
トランプショックというのは、アメリカ債券市場の
暴落というかたちで起き始めています。
そして、その影響は世界に広まる可能性も出てきました。
EONIAフォワードでは来年の利上げ示唆
現在のECB預金金利はマイナス0.4%で、ドラギ総裁は
利下げの打ち止めをこれまでのところ示唆しています。
現在の短期金融市場では、当面の据え置きどころか
利上げもあり得るとの示唆に変わりつつあります。
ユーロ圏EONIAのフォワード金利は、来年の終わり
まで0.1%程度の利上げを、まだ小さいながらも
織り込み始めています。
ユーロドルはパリティに向かう
それでもやはり金利差の観点からでも、ドル高は
鮮明になっており、テクニカル的にも長期にわたる
レンジを下抜けしていることを考えても、
ユーロドルはパリティに向かっていると考えた
ほうがよさそうです。