アメリカ景気先行指数LEIの推移からみる2019年のドル円予想は
全米全国産業審議会が発表した11月の景気先行指数は対
前月比0.2%の上昇でした。
これは10月の0.3%,9月+0.6%、8月0.5%、7月+0.6%、6月0.5%に
続くものでした。
アメリカ景気先行指数(LEI)を分野別に分析すると
これを分野ごとに分析してみると、11月最も貢献した
分野は建設許可件数、ISM製造業新規受注、金利差、消費動向、
そして信用動向でした。一方で最もマイナスとなった分野は
失業申請件数でした。
今回の景気先行指数が示唆していることは、足元数ヶ月の
全体経済成長は堅調なものの、実際はピークアウトしつつあること
であう。
全国産業審議会のコメントによると、
「11月の景気先行指数指数は若干上昇したが、全体の成長ペースは
ここ2ヶ月スローダウンしつつある、ここ最近の株価の不安定さにも
関わらず、経済成長は幅広い分野でひろがってえいるようだ。
約2.8%のGDP成長率は、2019年序盤まで続くであろうが、
景気先行指数は、2019年の第二四半期に入ると
さらにピークアウトする可能性が強い」
というコメントを出しています。
2019年ドル円予想は
現在のドル円は、景気先行指数の推移と思い同じような
動き方をすると思います。
ドル買いに人気は、歴史的にみても最も高い水準
に達しておる、特にドル円はヒストリカルハイ
の状態です。
これは、景気先行指標のファクターでもある金利差
や、米国経済の良好さを反映してドル買いポジションがーが
作られたものが多いですが、果たしてぱんぱんになっている
ドルロングが機能するのでしょうか?
景気先行指数の推移と同様にドル円の動きも失速しつつ
あります。
しかも、2018年長期間にわたってレンジ相場を続けてきた
ので、この12月の相場で下抜けすると、2019年は100円方向
を試す可能性を想定します。