アメリカ戦闘機の攻撃でどうなる?シリア情勢をわかりやく解説!
アメリカの戦闘機がシリア戦闘機を撃ち落としたことで
シリア情勢でさらなる緊張が高まっています。
米軍率いる有志連合がシリア政府軍の戦闘機を撃墜したことは
アメリカとロシア、そしてアメリカとイランの関係にかなりの
遺恨を残します。
戦闘機空爆は戦争行為?
アメリカの戦闘機が空中で敵軍を撃ち落としたのは10年ぶり
となるが、今回米軍率いる有志連合がシリア政府軍戦闘機
を撃ち落としたことは驚くべき出来事です。
この事態によって2つの疑問点が起こります。
アメリカのシリアに対する取り決めが変わったのかという
疑問、そしてロシアがこれに対してどう反応しくるか?
という疑問です。
ロシアとアメリカの緊張高まる
ロシア国防省は19日、米国が主導する連合軍の航空機について、
シリア上空で防衛システムや戦闘機を駆使して追跡すると表明
しました。これは米ロ間の緊張を一段と高める動きです。
ロシア国防省は、ユーフラテス川の西側を飛行する
有志連合軍機を「空中標的」として扱うとしています。
米軍機は週末に、6年にわたる紛争で初めてシリアの
アサド政権軍機を撃墜したが、ロシアがこれに反発して
どう反応してくるのか、これからの緊張が高まりそうです。
トランプによる地政学リスク
トランプは一連の地政学リスクを高めていますが
それぞれの目的がはっきりしません。
もしかすると、国内の批判を反らすために一連の
軍事行動踏み切っているとするならば、これは
まさにリスクです。
市場が反転するリスク唱えている専門筋もいますが
やはり1番のリスクファクターはトランプ政治にありそう
です。