やはり気になるジャンク債急落の動きとリスクオフ、今週の展開はどうなる?
週末の市場は、資源価格の低迷が長引くなか、米エネルギー・鉱業関連企業
のジャンク債が急落しました。
これによる債券ファンドの解約制限の動きが出て、株式市場中心い嫌気された
展開となっています。
為替市場は今週のFOMCが注目されていましたが、すでに利上げの開始は既成事実
のような材料となっており、それよりもこの株式市場の下落が歯止めがかかるかどうかが
焦点となってきそうです。
いちばん気になるのが資源関連のジャンク債の急落の動きです。すでにファンドの
解約制限につながっており、この季節とくに市場が薄くなっていく時期だけに
余談をゆるしません。
今週のユーロドルの展開としては、FOMCを直前にしてユーロドル上昇には警戒が
あるものの、このリスクオフの状況を考えると、今月のECB理事会後に見られたような
セルオンファクト的なショートカバーが再びみられる可能性が高いと思っております。
今週の主なイベントとしては
12月14日(月):日銀短観、マンション発売、ユーロ圏鉱工業生産指数、欧外相会合
12月15日(火):ニューヨーク連銀製造業景況指数、米連邦公開市場委員会、
12月16日(水):訪日外国人客数、ユーロ圏製造業PMI速報値、FOMC政策金利発表
12月17日(木):日銀金融政策決定会合、独IFO景況感指数、英小売売上高指数
12月18日(金):日銀総裁会見、百貨店売上高、鉄鋼生産
やはり今週は16日のFOMC後の動きに注目が集まりそうです。
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