もし来年オイルがリバンドした時最も反発する通貨はカナディアン・ドル
来年の市場の見通しなかで、ずっと下落を続けていた
オイルが来年は反発するのでは、という見通しをちらほら
見ます。
その主な要因は、アメリカの採掘量が60%近くまで減少して
いることと、OPECで来年は、これ以上の価格下落を阻止すべく
なんらかの合意が得られるのでは、ろいう楽観論からです。
もしオイルがリバンドした場合、最も反発する通貨は、カナディアンドルと
いわれています。
カナディアンドルは、昨年対ドルで約20%売られました。
その主な要因は原油価格の下落、中東で1日あたりの生産量3000万バレルを
維持していることから、過剰供給の懸念が消えないことが要因です。
しかしながら、年末要因の原油売りが終わると、来年はこの売られ過ぎの
状態から回復するとの見通しも強まっています。
アメリカ経済と密接である、カナディアンドルは、そうなると最も反発する
通貨といってもいいでしょう。
よくAUDも資源通貨といわれますが、AUDは不振の鉱山産業のあおりも
あることから、カナディアン・ドルが、もしオイルが反発した場合の
筆頭候補通貨として頭に入れといたほうがいいと思います。
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