そろそろ堪忍袋の尾が切れ始めたEU当局者~ボールはギリシャにあるとのこと
ギリシャ問題、合意に向けて楽観視されていたはずですが、ブリュッセルの
会談は、EU、IMFが参加した交渉では決裂したままです。EUのトゥスク大統領は
ギリシャはユーロ圏での将来を賭してギャンブルに興じていると、非難合戦に
発展しています。
もうこれ以上交渉しても無駄であるとの結論が汲み取られます。
このままだと、ギリシャが譲歩しないと、決裂する公算が高まっています。
今後のギリシャの債務問題のスケジュールを整理すると、IMFに対して今月末一括
返済にした計17億ユーロの返済期日があります。
ただIMFなどの公的機関に対する支払いの不履行は、定義的にはデフォルトには
ならないですが、7月にくるECBへの返済が不可となった場合、ECBは現在行っている
ギリシャの銀行システムへの緊急流動性支援をストップすることになり、ここで
ピリオドとなります。
現在の状況は、ギリシャにボールが渡っており、妥協を決断できるかどうかに
かかっているようです。
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