
このタイミングで違和感を感じる中国の好調な経済指標
中国の第2四半期のGDPが今朝発表されましたが、前年同期比予想の6.8%
の上昇に対して、結果はプラス7.0%と予想を上回る結果となりました。
本日発表となった経済指標にマネーサプライM2も、6月は前年同月比+11.8%
と5月の10.8に対して伸びています。
今回の株価対策で、市場原則を逸脱したなり振り構わずの政策に打って出た中国
政府に、素直にこの数字から反応していいのか疑問が残るところですが、市場は
比較的静かな状況を維持しているようです。
為替の動きは、アメリカの経済指標の結果に左右する展開となっており、昨日は
小売売上高が悪かったことをうけてのドルの調整が入っています。
今週は、水曜日にサンフランシスコ連銀総裁ウィリアムの講演、そして木曜日に
半期にイエレン議長の議会証言があり、アメリカの金融政策の行方に注目が集まる
相場展開となりそうです。
ユーロの上値は重く、ドル高基調の展開が続きそうです。
??このチャンスをお見逃しなく!