ここにも株価の長期トレンド変換のテクニカル示唆が~ユーロは押し目買いスタンス維持
先週は、ユーロにとってもECB理事そして雇用統計発表とてんこ盛りの週となりましたが、
なんといっても現在市場を左右しているのが、株価の動きだと思います。
そこで、今回の株価の急落が一時的な調整なのか、それとも長期にわたる上昇トレンドの
終焉を迎えている状況にあるのか見極めるのが、為替をみるうえでも、非常に大事になっている
局面であることは間違いないです。
そこで、株価の長期のトレンド変換示すテクニカル分析のひとつが話題になっているので
紹介します。↓
上のチャートはS&PとEPSの関係のグラフです。株価が上昇トレンドを築いているときには
EPSがネガティブな見通しを示していても、S&Pの株価はプラスを示していましたが、今回は
株価も同様にマイナスを示唆しています。これは、トレンドが変わっている兆候のひとつとみる
分析があります。
今週のユーロも、株価の動向に左右展開を予想しますが、ここ最近の株価の動きの激しさが
明らかにふつうではないことを考えると、株価の下落リスクを視野にいれた、為替の動き
を前提にしていたほうがよさそうです。
今週の注目スケジュール としては、
9月 7日(月):景気動向指数、独鉱工業生産指数、米レーバーデーなど
9月 8日(火):4-6月GDP改定値、景気ウォッチャー調査、自民党総裁選の告示など
9月 9日(水):工作機械受注、米アップルがイベント開催、英鉱工業生産指数など
9月10日(木):機械受注、オフィス空室状況、中消費者物価指数、米卸売売上高など
9月11日(金):法人企業景気予測調査、米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値など
9月12日(土):ユーロ圏財務相会合など 9月13日(日):中鉱工業生産指数、中小売売上高、
中固定資産投資など
今週は比較的イベントとしては少ない週ですが、上記のことから、ここからのユーロの下値
は限られると予想します。
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